家づくりのこだわり

私、石田邦夫が３代目になります。
小さいころから、祖父や父親の家づくりを見て育ちました。

知らない内に、この道に進んだのは、ごく自然の流れでした。確かに、お客様の大部分は、祖父や親父の時代からのお付き合いをさせていただいているお客様です。しかし、そこにあぐらをかいているわけにはいきません。

それで、一人では限界があるので、同じ志を持つ同業者で組織した勉強会のグループに所属しております。このグループは、メーカーと関係は無く、真剣に家づくりを考え、建築技術を向上させることに取り組んでいる集まりです。「家を造る」日々、勉強だと思います。

「建築士会」にも入会し、役員をさせていただいております。また、住宅の耐震診断士を取得後、建築士会にも登録して実績もあります。

今、生き残るためには、個々の努力と同業者同士のスクラムしかないと思います。そして、一番大切なのはお客様に満足していただくことです。

石田建築は、安心して住める快適な家づくりにこだわりこれからも、日々邁進してまいります。現在、四代目も修行中です。

もの造りは、基本が大事であることは、皆様もよくご存じだと思います。

最近の住まいは、デザイン優先の傾向と安価な住宅が大半を占めています。

耐力壁を減らしたり、バランスの悪い間取りなどのプランが多々あると思います。

大広間にすれば開放感もあり、明るさも取りやすくなりますが、一つ間違えると耐震的に満たさない造りになる恐れがあります。かといって、耐力壁ばかりを配置しても閉鎖的になり、暗く住みにくい家になってしまいます。

そこでバランスをよく考え、極端に強い壁を多様するのではなく、程よい強度の壁をバランスよく配置することが重要なのです。

そこを施主様になるべく専門用語を多用しないで分かりやすくお話して、理解を得ていただくことが重要だと思います。

大切なことは、最低でも「命を守る家づくり」とすることではないでしょうか。ハウスメーカーだから安心だろうではなく、基本を分かっているから安心なのです。

地盤・基礎・躯体・性能・環境・外装・設備・そして職人の心、どれも大切なのです。